【Global Entry⑥】トランプシャットダウンによる影響
- 2019.01.19
- Global Entry (グローバルエントリー)
ご存知の方もいらっしゃるとおり、
2018年末からアメリカ政府の一部閉鎖(シャットダウン)がはじまり、1月19日(現地時間)でも政府閉鎖しています。
そのため、政府職員は無給生活を余儀なくされ、一部の政府機能がストップしています。
以下2つの機関もその煽りを受けており、Global Entryを申請されている方、及び全ての飛行機利用者にも支障が出ています。
Global Entry:U.S. Customs and Border Protection(米国国土安全保障省)
TSA:Transportation Security Administration(運輸保安局)
Global Entry申請者への影響
政府シャットダウンに伴い、申請承認の遅れ、及び面接日程が延期になる恐れがあります。インターネットを拝見すると、Global Entryの一部オフィスがシャットダウンされ、面接が延期になった方もいらっしゃるようです。
【Googleでの検索結果】
なお、Global Entry面接のサイトは機能しているため、面接予約はできるようです。
ただし、政府シャットダウンにより一部オフィスが閉鎖されている状態が続いているため、事前に電話などで状況確認をされた方が無難かと思います。
【面接予約サイト状況】
セキュリティーレーンへの影響
無給状態が続いているため、一部の空港ではTSA職員が欠員している状態が続いています。それにより、セキュリティーレーンが一部閉鎖され、セキュリティーチェックの待ち時間が長くなっているようです。
幸いにもGlobal Entry所有者が利用できるTSA pre checkレーン等には支障はでていないようですが、TSA職員の欠員状況によっては、このPre checkレーンもシャットダウンする等の恐れがあります。
セキュリティーチェックの所要時間等を確認するにあたり、ぜひおすすめなのがTSAが公式で発行している「MyTSA」というアプリです。
【MyTSA】
このアプリを使えば、以下スクリーンショットのように各空港の一般レーン、TSA preレーンのおおよその所要待ち時間が分かります。また、TSA Pre checkレーンの場所や状況も把握できます。
【例:Chicago Midway International Airportの状況】
このアプリ(MyTSA)は、APP STOREとGOOGLE STOREのどちらからでもダウンロードできます。ぜひ所要時間を把握し、余裕を持った行動をされることおすすめします。
TSAサイト:https://www.tsa.gov/mobile
注意:アメリカ以外の国のアカウントではダウンロードできない恐れがあります
JALは、未だに未加入なのでしょうか?将来、JALでも使える可能性はあるのでしょうか?
残念ながら、JALは現時点では未加盟のようです。おそらくGlobal EntryやTSAを使う旅行客が少なかったからだと思います。しかし、競合他社のANAが2017年から加盟していること、及びグリーンカードがない日本人でもGlobal Entry申請できるようになっていることを考えると、将来JALもTSAに加盟すると思います。
なお、ワンワールド系列のアメリカンエアラインはTSAに加盟しているので、アメリカンエアラインのサイト経由でJAL線を予約すればTSAが使えます。アメリカンエアライン会員番号でログインした後、飛行機予約の際にマイレージ付与番号をJALのアカウントで登録しておけば、マイレージがJALのカウントに付与されるかと思います。また、JALの上級会員様でしたら、その上級ステータスが使えます。